妊婦健診について
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最初の診察で、超音波検査・内診・尿検査などを用いてチェックします。異所性妊娠や流産ではないかを診断する他、子宮筋腫・卵巣のう腫の有無もチェックします。妊娠10週前後で分娩予定日を決定します。
予定日が決定したら、妊娠10週前後を目安に初期健診を行います。尿検査・超音波検査などのほか、子宮頸がん健診・クラミジア検査・血液検査を行います。リスクのない方は4週間毎の妊婦健診となります。
お腹の中の赤ちゃんはぐんぐんと成長し、胎動もはっきりと力強くなっていきます。尿検査・血圧・体重測定の他、妊娠30週頃に中期の血液検査があります(希望者のみ)。妊娠34週頃にB群溶連菌(GBS)とクラミジア(希望者のみ)の検査を行います。赤ちゃんの成長や異常を早期に発見するため毎回超音波検査で赤ちゃんの様子を観察し、計測します。この期間の妊婦健診は2週間毎です。
いよいよ赤ちゃんを迎える準備を行うのがこの時期です。中期健診で毎回行われる検査の他に胎児心拍数陣痛図による検査と内診による子宮口の熟化の評価を行います。
院内には2台のLDR(陣痛・分娩・回復をひとつの部屋で行うタイプの分べん室)を設置しています。胎児心拍陣痛モニターは全室ナースステーションからのモニタリングが可能です。突然の急変にも即座に対応します。
無痛分娩をご希望の方は妊婦健診中、または入院時にお伝え下さい。
TOLAC(帝王切開後経腟分娩)をご希望の方は妊婦健診中にスタッフにお伝え下さい。