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妊娠しやすい体を整える生活習慣

― 食事・体重・睡眠・運動を見直してみましょう ―

妊娠を考え始めたとき、
「妊娠できるかどうか」は多くの方が気になる点だと思います。

妊娠は運やタイミングの影響も大きいものですが、
その一方で、日々の生活習慣が体の状態に影響を与えることも知られています。
今回は、妊娠を考える時期に見直しておきたい
生活習慣のポイントについてお話しします。

妊娠と生活習慣の関係について

妊娠が成立するためには、
ホルモンバランスや排卵、子宮の環境など、
さまざまな要素が関わっています。

生活習慣の乱れは、これらに影響を及ぼす可能性があるとされており、
妊娠を考える段階から体調を整えておくことが望ましいと考えられています。

食事は「バランス」が大切です

妊娠を考える時期の食事で大切なのは、
特定の食品を多く摂ることよりも、全体のバランスです。

極端な糖質制限や偏った食事は、
体に必要な栄養素が不足する原因になることがあります。

第1回でお伝えしたように、
葉酸をはじめとしたビタミン類やミネラルは、
食事と必要に応じたサプリメントを組み合わせて補うことが一つの方法とされています。

体重管理と妊娠の関係

体重が極端に少ない、または多い状態は、
月経や排卵に影響を及ぼす可能性があると考えられています。

一般的に、やせすぎや高度な肥満は妊娠に不利に働く場合があるとされており、
妊娠を考える時期には、無理のない体重管理が重要です。

急激なダイエットではなく、
日々の生活を少しずつ整えることが勧められます。

睡眠とストレスも見逃せません

睡眠不足や強いストレスは、
自律神経やホルモン分泌に影響を与える可能性があります。

仕事や家事で忙しい毎日の中で、
十分な休息を取ることは簡単ではありませんが、
睡眠時間や睡眠の質を意識することは、体調管理の一環として大切です。

ストレスを完全になくすことは難しくても、
自分なりのリラックス方法を見つけることが役立つ場合があります。

運動は「適度」であることがポイントです

運動は血流を促し、
体調維持に役立つとされています。

一方で、過度な運動は体に負担となり、
かえって体調を崩してしまうこともあります。

ウォーキングや軽いストレッチなど、
無理なく続けられる運動を取り入れることが勧められます。

「頑張りすぎない」ことも大切です

妊娠を意識し始めると、
「これもやらなければ」「あれも整えなければ」と
気持ちが焦ってしまう方も少なくありません。

しかし、妊娠準備は競争ではありません。
完璧を目指すよりも、
できることを継続することが何より大切です。

迷ったときは、早めにご相談ください

生活習慣について不安がある場合や、
何を優先すればよいか分からない場合には、
妊娠前であっても産婦人科で相談することが可能です。

次回は、
「妊娠前に知っておきたい検査と受診のタイミング」
についてお話しする予定です。

妊娠を考え始めたその時期から、
無理のない準備を一緒に進めていきましょう。